■テント購入を検討している人向けです。
■2年間使用後の良い点、悪い点を書きました。
■結論:ファミリーキャンパーには無難な選択肢です。
【商品名】
「コールマン」タフスクリーン2ルームハウス/MDX+(定価89,800円)
※オンラインストアでは発売終了している。同ストアでは、アップデートモデルの「タフスクリーン2ルームエアー/MDX+」(定価89,800円)が購入可能。
【購入経緯】
2020年5月に「定額給付金」で40万円給付された(家族4人で)。一人10万円給付されたアレです。
同年6月に「子育て給付金」で10万円給付された。
給付金の使い道は人それぞれだと思うが、日本全体で「家電業界」「レジャー業界」に対しより多くのお金が流れたことは間違いないだろう。
かくして、世はキャンプブームとなり、我が家もそこに乗っかり同年8月にテント購入したのだった。
【使用回数】
2020年 6回(多分)
2021年 5回(おそらく)
2022年 5回(なんとなく)
丸2年で合計16回使用した(うろ覚え)。今回は丸2年使ったこのテントのレビューです。
【家族構成】
私(30代後半)、妻(20代後半)、長男(6歳)、長女(4歳)の4人家族です。
2年前は長女が2歳で、オムツをしていたが無理やりキャンプデビューさせた。はっきり言って、子供が小さいと大人たちは自分のやりたいことの半分もできないだろう。
キャンプ場につき、テント設営の際も子供たちからひと時目を離すと、チョロチョロ。
勝手にその辺にペグ打ち始める長男。
BBQで肉をガッツリ食べたい気分なのに、子供たちは「いらない」の一言。
2歳の長女は夜泣きで車の中に退避。
と、ほぼ子供たちの面倒を見ることになり、夜にまったり焚き火でも、、、となる前に大人も寝てしまっていた。
今は6歳4歳になり、ある程度こちら(大人)の言語も理解できて来たので、余裕はできてきた。そんな感じです。
【2年間使用して~良いところ5点~】
①寝室が暗くなる
寝室の生地には「ダークルームテクノロジー」というものが使われている。秋冬以外でのキャンプの朝は早い。3時4時にはあたりが明るくなるが、「ダークルームテクノロジー」で守られている寝室には光が入ってこない。
いくら子供たちを早く寝かせたところで、3時4時に目覚められたらたまったものではない。
それを想像すると恐ろしくなり、このテントを購入するに至ったと言っても過言ではない。
②設営しやすい
今は夫婦2人で30分以内で設営できている。一人でも設営可能となっているが、さすがに初心者だと手こずるだろう。
ポールに差し込むところの色と、穴の色が一緒のアシストグリップが付いている。が、私はいつもどっちだったか迷う(笑)。
③前室(リビング)が広い
テーブル置いて、荷物置いて、家族4人で食事しても余裕がある。
高さも215cmあり、移動の際にかがむことは一切ない。
ウチはリビングをお座敷スタイルにすることが多いのだが、それでも余裕あり。
冬は石油ストーブを持ち込んだが、何とかなる広さだ。
4人家族であれば必要十分な広さであることは間違いない。
④ルーフフライ付き
このルーフフライにより、遮光性が増す。それが最初から付属している。
結露防止の効果もある。
汚れガードの役割も果たす。一度あったのが、鳥の糞だ。木の近くにテントを設営した際に、糞を落とされた。しかし、ルーフフライがガードしてくれたおかげで、洗うのはルーフフライだけで済んだ。
⑤「コールマン」ブランドの安心感。
初心者はとりあえず「コールマン」を選んでおけば間違いないという安心感がある。
迷ったら「コールマン」にしとけと言いたい。値段も高くもなく、安くもない中間だ。
あと、コールマンオンラインストアには部品販売がある。私は強風でポールを曲げてしまったが、オンラインストアでポールのみの購入ができた。
【2年間使用して~悪いところ3点~】
①初心者感が出る
2020年当時は、ファミリーキャンプデビュー者が多くこのテントを使用していたと思われる(個人の主観です)。
なので、「キャンプ初心者=このテント」とのイメージがある(個人の主観です)。
そして、人と被る可能性が高い。キャンプ場に行けば、同じテントが一組はいるだろう。
見栄を大事にしたい人は、このテントを買うべきではない。
②耐久性が高くはない
「高くはない」ということは、当然「低くはない」のが前提だ。
前述の通り、私は強風でポールを曲げてしまった。春先のキャンプで、風速10mの中テントを設営しようと試みたが見事にポールが曲がってしまった。曲がったポールはそのまま、何度か利用したが、あまりに不格好でテント自体も不安定になることから、ポールを別途購入した。
強風時ならではの設営方法があるのかは知らないが、風速10mではもう2度と設営しようとしないだろう。
また、無風であっても設営方法を間違えて(強引に設営しようとしたり)しまったら、ポールは曲がってしまう様に思われる(個人の主観です)。
③付属ペグがプラスチック製
地面が堅いと一発アウトになる。というか、なった。
スチール(鉄)製のペグを併せて購入することを強く推奨する。
【総評】
キングオブ無難。ファミリーキャンプするならこれを買って間違いない。
私は、これからも長くこのテントを使っていこうと思う。
他の小川テントやスノーピークやらに目移りはするが、値段が高すぎる。15~20万円もするテントを買えるか。いや、買えない。また何だら給付金が入ったら考えよう。
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